こんにちは~ あそびです(´▽`*)
突然ですがみなさんはお酒は好きですか?
ぼくも元々は好きで毎日のように飲んでいました。
2年前までは・・(´ω`*)
そう、ぼくこの2年間はまったく飲んでおりません。
完全に断酒しております。
(けっして”断酒できた”っとは言いません、終わりがない以上つねに現在進行形なのです)
なぜお酒を断つ必要があったのか?
・・・それについては
理由を書きだすと長~~~っくなってしまいますので
割愛いたします( ̄▽ ̄)
今回は『断酒・禁酒』に関して実際にぼくが取り組んできた
- 『断酒に対する考え方』
- 『断酒のためにした行動』
について
前編・後編の二部に分けて書いていこうかと思います。
もし本気で断酒や禁酒に取り組みたいと思っている方は
参考にしていただけたらと思います。
今回の記事はぼく自身が実際に悩んで
実行に移して
いまもなお実行中のことでもあり
同じように悩んでいるかたに向けて参考になればと思って書いております。
飲酒に対してネガティブな表現をしてしまう部分もございますが、
決してお酒を愉しまれている人のことを批判するものではないことを
念頭に置いといていただけると幸いです。
ぼくも好きでしたからね
それに飲み会の雰囲気は今でも好きです(´ω`*)
それでは早速やってきましょう。
今回は『断酒に対する考え方編』です。
今からご紹介するのは
断酒に向けての考え方やイメージを変えてもらうための3ステップです。
ここで自分のマインドを変えることができたらあとは行動するだけ
ぜひ前向きな気持ちで読んでみてください
(∩´∀`)∩
Step1.アルコール依存に向き合おう
あなたはアルコール依存症ですか?
この質問に対して今あなたは何を思います?
「日常生活に支障は出てないから・・・」
「少しばかり飲みすぎてしまうだけ」
そう思ってます?
そのように考えているうちはこの先に紹介することを同じようにやっても
断酒や禁酒を続けていくことはできません。
一時的に我慢することはできてもすぐにまた元の生活に戻っていくでしょう。
断言します。
なぜなら断酒のためにぼくが実際にやっていることは
- 断酒に対する考え方
- 日常的にできる行動
この二つのことを改善するだけの簡単なことです。
だからこそ考え方ひとつですぐに破綻してしまいます。
ぼくもそうだからすごい分かるんです。
別に医者にそう診断されたわけでもありません
身体を壊してボロボロになったわけでもありません
仕事や人間関係を失ったわけでもありません
人間って「やりたくない理由」をあげるのが得意なんですよね
いくらだって出てきます。
でもぼくはアルコール依存症です。
アルコール依存症の定義とは?
みなさんは「アルコール依存症」と聞いてどのような症状が頭に浮かびますか?
朝から晩まで毎日お酒を飲み続けている
酒を飲むと暴力的になって物や人を傷つける
飲酒という行為が生活の全てである
おそらくこういったことが容易に想像できると思います。
では、これだとどうでしょうか
「毎日は飲まないけどたまに飲むと抑えることができずに飲みすぎてしまう」
おそらくあてはまる人は多いと思いますが・・・
この場合も飲酒量をコントロールできているとは言いがたいですよね
その明確な境界線というものはどこにあるのでしょうか?
厚労省のサイト「e-ヘルスネット」には
アルコール依存症とは、アルコールを繰り返し多量に摂取した結果、アルコールに対し依存を形成し、生体の精神的および身体的機能が持続的あるいは慢性的に障害されている状態をいいます。
引用:https://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/
この文面だと「持続的」「慢性的」に障害されてなければそれは依存症ではないとも受け取れます。
「あ、じゃあまだ全然大丈夫じゃん」
「やめるのやめるわ」
多くの人はこうなりますよね。
それでは考え方を変えてみましょう
あなたは仕事のストレスから毎晩のように飲んでいました。
いずれ出勤前にも飲むようになり、
仕事中にも隠れて飲むようになりました。
いずれ生活の中心がお酒になり、
他の娯楽や興味を捨ててでも飲酒することが最優先の生活に浸りました。
さて、十分に「持続的」かつ「慢性的」な症状がでていますね。
あなたはここにきて初めて自分は「アルコール依存症」だと認識しました。
あなたは本当にそれでいいと思いますか?
想像してみてください
今は身体も健康で、生活も人間関係も良好でも
もしかしたら・・いつかは・・・・
そう感じる経験がこれまでにあったのなら
今から行動に移すべきだと思います。
大切なものを失ってから
「あなたはアルコール依存症ですね」
なんて診断を受けてもそんなの悲しすぎますよね
でもそれが事実で
そこまでいってからやっと気づく
気づいた時には沼の中で身体が半分沈んでいる
そういうもんなんです。
この記事を読んでくださっているということは
次にあげることに心当たりがあるのではないでしょうか
飲みだすと記憶がなくなるまで飲み続けてしまう
酔って感情的になってしまい暴言をはいてしまったことがある
物を壊してしまったことがある
人を傷つけてしまったことがある
もう一度言います
大切なものを失ってから気づくのでは遅いんです。
診断をくだせるのも行動に移すのも自分だけ
ことアルコールの問題に関して
他人はあなたを直接救うことはできません
助言をすることはできたとしても
他人があなたの代わりに人生を歩いてくれることはありません
実際に行動に移して今の生活を守ることができるのはあなた自身です。
冒頭で「アルコール依存に向き合おう」っと述べたのは
自分自身がそれを認めることが第一歩であり
それが欠かしてはならない重要なポイントだからです。
なぜ依存してしまうのか
アルコールの甘い罠
激しい二日酔いで翌朝まともに動けない・・
お酒を飲まれるかたならこういった経験は誰もが経験することでしょう。
そのときはこう思いませんでしたか?
「もう飲みたくない」
でも1日2日と日が経つと再び飲みたくなる欲求にかられます。
なぜそんな辛い思いをしたのにまた飲みたくなるんでしょう。
お酒に含まれるアルコール・・分解されるとエタノールですね
これが体内に吸収されると脳の神経系に抑制性の薬理作用をもたらし、
運動機能や思考能力の低下をもたらします。
それと同時にある種の「充足感」や「多幸感」、「全能感」など
快楽を感じるようになります。
一度覚えた快楽は誰だって何度でも味わいたいものです。
人が快楽を感じるのはなにもアルコールを摂ったときだけではありません。
ではなぜアルコールに依存するのでしょうか?
それは「簡単」だからです
なんの努力も必要とせず、ただ飲むだけで連続的に快楽を味わうことができるからです。
何か目標であったり、求めるものを
時間をかけて積み上げて、そしてそれを達成したときは
それが困難なほど大きな快楽を得られますよね。
大きな快楽を得ようと思うとそれ相応の努力と時間が必要なのです。
しかし、アルコールはそのような面倒な過程は必要ないのです。
手軽にその場で求めるような高揚感を与えてくれる。
その体験が脳に刻み込まれているわけです。
また、「快楽」以外でも
アルコールを求めてしまう理由があります。
それがアルコールの持つ「抗不安作用」です。
日々の仕事に対するストレスやプレッシャー
人間関係に生活環境の悪化など
生きていれば不安で夜も眠れなくなることもありますよね。
誰だって現実から目をそらして逃げたくなる時もあります。
そういった逃避衝動がアルコールに対する欲求をかきたてるのです。
あなたは意思の弱い人間ではありません
飲酒量をコントロールできないことに対して
「意思が弱いからだ」とか
「自制心が足りない」だとか
そういった声をあげる人もいるでしょう
そうではありません。
あなたは広い広い海のど真ん中で遭難してしまいました。
三日三晩海をさまよい
ようやく命からがら救助部隊に救われます。
飢えと疲労でまともに頭も働かない
そんな状態で目の前に水や食料を並べられたらみなさんはどうします?
そりゃ食べますよね。それを我慢できる人はそういないと思います。
アルコールに対する依存症はそういった生理的欲求と同等の強さを持っていると言われています。
依存症の厄介なところです。
アルコール依存に意思が強い弱いといったいわゆる精神論は通用しません。
Step2.飲酒の必要性について考よう
ではどのようにその欲求を断ち切ればいいのでしょうか?
話しの序盤で「人間はやりたくない理由をあげるのが得意」なんて述べましたが・・・
では「お酒を飲まなきゃならない理由」について一つずつ考えていきましょう。
お酒は美味しい?
ほんとうに??
苦味、におい、どれをとっても刺激的であり、
胃に入れたときにアルコールが身体に浸透するような
そんな感覚はありますが・・・
お酒そのものの純粋な「味」という面で考えてください。
美味しいですか?
常温のビールを飲んでみてください。
それがビールの「味」です。
焼酎やウィスキーなどアルコール度数の高いものをストレートで口に入れてみてください。
舌の上でしっかり「味」を確かめてみてください。
美味しいですか?
「炭酸や果汁、ジュースなどで割れば美味しく飲める」
という人もいるでしょう。
飲みにくいものを飲みやすいもので薄めれば飲みやすくなるのは道理です。
好みのものを混ぜてその味に近づければ美味しく感じることも出来るでしょう。
そこまでして飲まなければならない理由はあるのでしょうか?
純粋に「味」を楽しみたいのならお酒でなくても良いわけです。
のどの渇きが潤せる?
これに関しては言わずもがな、分かる人も多いかと思いますが、
お酒でのどの渇きは癒すことはできません。
むしろその「のどの渇き」の原因こそアルコールにあるのですから
身体に入ったアルコールは加水分解されます。
その過程で身体に蓄えられていた水分が消費されてしまうので「のどの渇き」を感じるのです。
お酒を飲めば飲むほど身体から水分は奪われていくのです。
本末転倒ですね。
勇気が出せる?
恐怖を感じることはそんなに悪いことなのでしょうか?
未知なるものや存在
危険な外敵や状況
怖いですよね
恐怖心とはそのようなリスクから身を守るために備わっている防衛本能です。
飲酒は勇気を与えてくれるのではなく
ただ恐怖心を鈍らせるだけです。
身体機能も思考も正常に働かない酩酊状態で猛獣の前に立ちはだかることを
勇気と言えるならば話は別ですが・・・
社交的になれる?
お酒を飲むと饒舌になり、会話が弾んで
そこまで親しくない人でも距離を縮められる
人付き合いには欠かせないと思うかたも多いかもしれません。
でもよく考えてみてください
その会話の内容も話し方も
その言動に至るまでの考え方も
そもそもがあなたの中にすでに備わっているものです。
お酒を飲んだからといって まったくなかった知識や経験が生まれるわけではありません。
ではなぜあんなにも饒舌にしゃべれるのでしょうか
臆せず他人との距離を縮められるのでしょうか
それは先ほど述べた恐怖心の鈍化とともに
抑制心を失うからです。
会話をするときは多かれ少なかれ言葉を選びますよね。
人を傷つけてしまうこと
自分が恥をかく言動
倫理性に欠けた発言
普通は避けます
嫌われたくない
恥をかきたくない
人間性を疑われたくない
理由は様々ですが・・・
人はそういった恐怖心やそうならないための抑制心をもって
人間関係を友好的に保とうとします。
それがうまく機能していない状態って
危険だと思いませんか?
「でも会話が弾んで場が盛り上がるのはいいことじゃない?」
そういう人もいるでしょう。
それは会話が面白いとか面白くないのとは別の話しです。
場の雰囲気やアルコールのもたらす高揚感がそう錯覚させているに過ぎません。
素面の状態で酔っぱらいの話しをじっくり聞いてみてください
会話の終着点が行方不明だったり
同じことをぐるぐると繰り返していたり
確かにそれはそれで観てる側は面白いのかもしれませんが、
社交的なのとはまた違うような気もします。
それによく考えてみてください
酔って社交的になれる人は酔わなくてもそうなれます。
怖がる必要はありません。
酔っていないあなたは相手のことをきちんと理解できています。
相手の話しを受け取って、考えて、会話を愉しむ余裕もあるはずです。
むしろしっかりと言葉を選び、場の空気を考えられる分
お酒を飲まない方が より良好な関係を築けるのではないでしょうか。
Step3.『断酒』は愉しくできる自己投資
断酒で失うものは何もない
あなたがこれまでに感じていたお酒を飲むことで感じるメリットは
ただの身体的な依存からくる幻想や思い込みだということが分かっていただけたでしょうか?
だからお酒をやめることを悲しむ必要はないんです。
これまで出来ていたことが出来なくなるなんてことはないんです。
そういうものを考えてみたんですが一つも思い浮かびませんでした。
断酒で得られるもの
『時間』
お酒に酔っている時って非常に時間の経過が早く感じたりしませんか?
お酒は時間を溶かします
しかも、深酒して二日酔いになってしまった日には翌日もまともに活動できません。
本来であれば朝に清々しく目覚めて
一日を趣味や娯楽や自己研鑽に
フルに楽しめる休日だったはずなのに・・・
『時間』はお金と違い増やすことはできません。
ただただ減算されていくだけです。
これだけでも得られるものの大きさが伝われば幸いです。
『お金』
例えば毎日350ml缶のお酒を3本飲むとします。
スーパーとかで安いものですと1本100円くらいですかね。
1日300円で1カ月で9,000円
年間で考えると108,000円ですよ!
ばかになりませんよね。
もう8つくらいサーバー借りてブログを立ち上げてもおつりがきます。
イメージしづらいですかね・・
毎月ディズニーランド行けちゃいますね。
月1で新しいゲームを買うのもいいですね。
それくらい自由なお金ができるんです。
『健康』
これは何も身体的なことだけではありません。
余暇を愉しみ、趣味に仕事に生活を充足させて
夜はしっかりと睡眠をとり
清々しい気持ちで朝を迎えて
生活を整える
すると心身ともに生活環境のすべてを含めた健康的な人生を歩むことができます。
『自由』
もうお酒にしばられる必要はないんです。
わざわざお金を費やして
大切な時間を失って
健康的な生活を手放して
そこまでして飲む必要はありません。
想像してみてください
自由を手に入れた自分の姿を
ただ「お酒を飲まない」という選択をするだけで
これだけのものを手にすることができるんです。
ポジティブな気持ちで新しい生活を
ここまでの話しで
お酒を飲むことの危険性
そのようなリスクを冒してまでわざわざ飲む必要がないこと
伝わりましたでしょうか?
そしてお酒を手放すことに悲しんだり、絶望したりする必要はありません。
むしろ、アルコールの依存から抜け出したその先には
大切なものを手に入れた理想の自分がいるんです。
明るい気持ちで新しい生活に一歩踏み出してみてください。
継続するコツは「愉しむ」ことです(*´▽`*)
毎日の充実した時間を
変わっていく自分を
愉しみましょう!
今回の話しは断酒に向けての『考え方』
- アルコール依存と向き合う
- 飲酒の必要性について
- 断酒に対するイメージと考え方
について書かせていただきました。
ただしこれだけでは『断酒』を継続していくのは容易ではありません。
先述したとおり意思の強さや根性論ではどうにもならないのです。
では、なぜこのような話しをしたのか・・・
その理由については
次回のブログ(⇩)
『断酒のためにした行動編』
にて説明させていただきたいと思います。
最後にぼくがこの考えに至ったきっかけになった書籍をご紹介して終わりたいと思います。
今回のブログ内で述べたような話しをより具体的に読者も納得できるように書かれてます。
読み終わる頃には飲酒に対するイメージが変わっていることでしょう。
単に読み物としても面白かったですよ。
「酔い」のメカニズム、アルコールが脳神経に及ぼす影響など科学的知見に基づき説明してくれています。
「酒乱」になる要素はすでに遺伝的に決まっている?・・・
気になる方はぜひ読んでみてください。
ではでは、あそびでした~!
(*´▽`*)ノシ 次回もぜひ読んでね
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