食べられる野菜とそうでない野菜

こんにちは、ブログのネタに困ったらすぐにお猫様に頼りがちなあそびです(;・∀・)
さてさて、冬は旬なお野菜がたくさんありますよね。
寒くなってきたらお鍋なんかも頻繁にやったりもします。
鍋の準備なんかで野菜を大量に切っているとふいに野菜くずなんかを落としてしまいがちですが(僕だけですかねw?)
そんな野菜くずとかをひょいっと猫ちゃんが口にしてしまって焦ってしまったりしたことありませんか?
ネギ類が犬猫に有害なのは有名ですが、それ以外にも猫の健康を脅かすものがあるんです(・´з`・)
逆に”猫草”なんてものがあるように植物性のものでも食べても大丈夫なものもあります。
今回は食べさせてはいけない野菜と食べてもいい野菜をご紹介したいと思います。
食べさせてはいけない野菜

ネギ類(ねぎ・玉ねぎ・にんにく・にら…)
「アリルプロピルジスルファイド」という成分が体内の赤血球を破壊し、溶血性貧血を引き起こします。これにより下痢・嘔吐、ふらつき、呼吸困難、意識障害などの中毒症状を引き起こします。
誤ってネギを食べてしまった場合の対処法に関してはこちらをご覧ください⇩

アボガド
「ペルシン」とよばれる成分が含まれており、大量に摂取すると下痢・嘔吐を引き起こします。胃腸の炎症、呼吸不全、消化不良、うっ血、けいれんなど最悪の場合は命を落とすこともあります。
アスパラガス
「アルカロイド」とよばれる植物毒が腹痛、嘔吐、けいれんなどを引き起こし、心臓、呼吸器系、腎臓にダメージをあたえます。
アスパラガスに含まれるアルカノイドはごく微量で、茹でれば流れ出ていきますが、猫は犬よりも敏感に反応するため与えない方がいいでしょう。
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少量ならば食べても大丈夫な野菜

ほうれん草・小松菜
「シュウ酸」が含まれており、膀胱炎、尿路疾患の原因である結石を作ります。シュウ酸は茹でて水にさらすと流れ出ていきますが、茹ですぎるとビタミンCも流れ出ていきます。病気のリスクもあるので与える必要はないですが、与えるなら生のほうれん草はやめましょう。
キャベツ
「リン」が含まれているので健康な猫にはそれほど問題になりませんが、腎臓疾患を患っている猫には腎臓に負担がかかるので大量摂取はひかえた方がいいです。
レタス
食べても問題はないですが、与えすぎると尿路結石の原因となります。また、アレルギーを持っている子もいるので注意しましょう。
白菜
白菜のほとんどが水分ですので与えすぎると下痢をおこします。毛玉排出のために食べたがる猫もいますが、与えすぎに注意しましょう。また、大量に与えすぎると甲状腺機能の低下を招きます。
ブロッコリー・カリフラワー
白菜同様に甲状腺機能の低下を招く恐れもあるので大量に与えるのは控えましょう。また、ブロッコリーの「イソチオシアーネ」という成分は胃を刺激する可能性があるので注意が必要です。
人参
栄養価が高く、食物繊維が豊富なので便通をよくする効果があります。固くて消化不良を起こす場合もあるので与えるなら茹でるか蒸すかして柔らかくしてからあげましょう。
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食べても大丈夫な野菜

大根・きゅうり
有害な物質はありません。与え方によっては生でも大丈夫です。水分が豊富なので水分補給として与えても問題ありません。猫は基本的に野菜類の消化能力が低いので与えすぎると胃腸の負担になるので注意しましょう。
トマト
水分やビタミンCが豊富なので水分補給としてあたえるにはいいかもしれませんが、酸味が強いので嫌がる子も多いと思います。また、ヘタや葉に「トマチン」という有害物質も含まれるので注意しましょう。
かぼちゃ・サツマイモ
栄養分豊富で与えるのは問題ありません。与えすぎは肥満の原因になるので注意が必要です。ただ生のままだと消化に悪いので柔らかくなるまで加熱して、種をとってから少量ずつ与えましょう。
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基本的に与える必要はない

野菜全般に言えることですが、猫は基本的に肉食の生き物ですので食物繊維の消化には不向きです。
どんな野菜であれ与え方や量によっては消化不良やアレルギーを引き起こすリスクがあるのを覚えておきましょう(´-ω-`)
ただ、その反面でビタミンが豊富であったり、便秘の改善などのメリットもあります。
与えても問題ない野菜でも茹でたり、細かくしたり、種をとったりして、少量ずつをキャットフードに混ぜるとかおやつ代わりにするとか与え方を考えながら始めていくのがいいかと思います。
正しい知識をつけて、猫ちゃんの健康管理とコミュニケーションをうまくとっていきたいですね!
ではでは、あそびでした~(´▽`*)
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