こんにちは、あそびです(´ω`*)
前々回の記事で
給与所得を得ている会社員がFX収益を確定申告するやり方として、
web上で作成した書類を印刷して税務署に送るというやり方をご紹介いたしました。
(前々回の内容⇩)
そこでは・・・
- FXと税金についての話し
- 確定申告について知らないと損すること
などもまとめてあるので
こちらもよろしければぜひご覧ください。
今回はスマートフォンを利用した『e-Tax』による確定申告のやり方についてお届けしたいと思います。
ご自身のスマートフォンが対応機種かどうかは
こちらのリストからご確認いただけます↓
- FX収益の確定申告をしたい会社員
- マイナンバーカードと読み取り可能なスマホを持っている
- 申告書など印刷せずに電子書面で提出したい
事前準備さえしておけば書類の印刷・郵送の必要がなく申告できるので、
ぜひ、こちらの方法もご検討してみてください。
『e-tax』による申告方法は2パターン
e-Taxで申告する場合のやり方は大きく2種類に分けられます。
1.マイナンバーカード方式
マイナンバーカードを読み取り申告する方法です。
利用者証明用電子証明書(証明書等発行用の4桁の暗証番号)の設定がされた『マイナンバーカード』
『利用者識別番号(数字16桁)』
※後で説明する申告手順どおりに進めていただけたら取得できます。
PCの場合はICカードリーダライタ
あるいはマイナンバーカードの読み取りに対応したスマートフォン
が必要となります。
2.ID・パスワード方式
税務署に行って本人確認をした上でID・パスワード方式の届出を作成する方法か、
web上でID・パスワード方式の届出を作成・送信する方法があります。
後者の場合はマイナンバーカードと読み取るためのICカードリーダライタか読み取りに対応したスマートフォンが必要となります。
どちらも届出後に発行される「届出完了通知」に記載の『利用者識別番号』を利用して申告します。
今回は『マイナンバーカード方式』で確定申告を進めていきましょう。
事前準備
『マイナポータルAP』のインストール
こちらは申告書作成手順の序盤でインストールするタイミングが出てきますので、
そこでアプリを入れてもらっても大丈夫です。
スマートフォンが対応しているかの確認
お持ちのスマートフォンがマイナンバーカードの読み取りに対応しているか確認しておきしましょう。
必要書類
- 給与所得の源泉徴収票
- FXの年間損益報告書
- 必要経費がある場合はそれを証明する資料
こちらは冒頭で紹介した前々回の記事と同様ですね。
取得方法についてはそちらの記事をご参照ください。
申告書類の作成~送信のやり方
ここからは実際に操作画像をみながらやっていきましょう。
にアクセスしてください。
入ると下のような画面になるので「作成開始」を押してください。

質問事項に応えていき次に進みます。

申告する収入は「上記以外の収入」にチェックを入れ、
提出方法は「e-Tax(マイナンバーカード方式)」を選択してください。
すると次に『マイナポータルAP』のインストールを促されるので、
まだアプリを入れていない人はここで入れてください。
次にe-Taxのログイン画面に移ります。

利用者証明書用電子証明書の4桁のパスワードを入力して、
画像のようにマイナンバーカードを読み取ります。
読み取ると元の画面に戻るよう促されるので指示に従いましょう。
次に利用者識別番号を取得します。

すでに取得している方はそちらを選択してください。
※既に識別番号を取得している人が新しく取得してしまうと、以前の識別番号が利用できなくなるのでご注意ください。
ここでは『初めてe-Taxを利用される方』として
利用者識別番号を取得とマイナンバーカード方式の登録手続きをしていきたいと思います。
カードの読み取り方は先ほどと一緒です。
表示された情報に間違いがなければ次へ進みます。
次に利用者情報を入力します。

先ほど読み込んだ情報が反映されていると思うので、
空いている枠を入力していきましょう。
住所の番地などは変な途切れ方をしている場合があるのでそこも確認して、必要があれば修正してください。
入力項目に『納税用確認番号』と呼ばれる6桁の暗証番号の入力を求められます。
ここには新しく自分で決めた番号を入力します。
忘れないようにメモ等に残しておくか、
後で示される入力情報確認画面のスクリーンショットをとっておきましょう。
注意事項と入力情報の確認後に送信します。

これによって次回からマイナンバーカードでログインすれば利用者識別番号の入力は省略できますが、
念のためスクリーンショットなどで識別番号は控えておきましょう。
次に「住所等の情報の確認・訂正」画面が表示される方は、名前や住所を入力しましょう。

個人の申告の場合ですので屋号に関しては無記入で大丈夫です。
※名前・住所等の入力画面はもしかしたら出ないかもしれません・・・
ぼくの場合は途中で一度操作を中断して初めからやり直した経緯があったので・・・
もし、「住所等の情報の確認・訂正」画面が表示されなくても、次の操作から続きを進めてください。
次にマイナポータルから控除証明書などの書類データを取得するかを問われます。

取得する場合は事前に『マイナポータル連携』を行っている必要があります。
会社員の方は雇用されている会社での年末調整手続きで給与所得に係る控除書類の提出は行っているかと思います。
なので今回はマイナポータル連携を利用しない方向で話を進めていきたいと思います。
マイナポータル連携は個人で年末調整手続きをする場合には便利なので知っておくと良いかもしれませんね(´ω`*)
次に進みます・・

これ以降の手順は前々回の記事にあげた
web上で確定申告書類を作成するやり方とまったく同じですのでここでは省略します。
こちらの記事⇩を参照しながら入力を進めてください。
必要事項を入力して申告書類を作成したら下のような画面になります。

「入力中データのダウンロード」をして、
「帳票表示・印刷」をクリックすると送信前の書類のファイルが開きます。
入力内容に誤りがないか確認したらファイルを保存しておきましょう。
(送信後にも送信した書類ファイルを保存するタイミングはあります)
次の画面で質問事項に答えて次に進みます。

このページの注意事項にあるようにe-Taxには利用可能時間があるので確認してください。
確定申告時期なら全日24時間(メンテナンス時を除く)利用可能ですが、
それ以外の通常期は変わってくるのでご注意ください。
次にマイナンバーカードを読み取り、署名を付与します。

署名用電子証明書のパスワード(英数字6~16桁)を入力してスマホでカードを読み取ります。
最後に利用者証明用電子証明書の読み取りを行います。

利用者証明用電子証明書のパスワード(数字4桁)を入力し、
先ほどと同様にカードを読み取ります。
あとは「送信する」ボタンを押せば作成書類の提出は終了です。
画面を進めていくと・・・

受付結果の内容や
送信後の「帳票表示・印刷」ができる画面になりますので、ファイルを保存しておきましょう。
次の画面では「入力データを保存する」とあるので

こちらも保存しておきましょう。
ここまでで申告書類の作成~送信が終了です!
お疲れさまでした(≧▽≦)
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税金の納付
先程の画面の下に納付方法の説明があるので自分に合った方法を選択して行います。

コンビニQR納付、インターネットバンキング、クレジットカード納付の場合は
「メッセージボックスはこちら」からe-Taxにログインしましょう。
もし、二重ログインのエラーが出る場合は全てのブラウザーを全て消してからe-Taxホームページからログインしてみてください。

マイナンバーカードの読み取りか、利用者識別番号の入力でログインできます。
ログインしたら下の画面どおりに進めてメッセージボックス一覧を開いてください。

二通のメッセージが届いていると思うので

「納付情報登録依頼」を開きます。
納付方法ごとに案内があるので自分に合った方法を選択して納付してください。
※クレジットカード納付の場合は納税額1万円につき76円の決済手数料が発生するのでご注意ください。
あとは納付期限までに納めれば手続きは完了です。
;つД`)ふぃ~ 疲れましたね
おわりに・・
どうでしょうか? 『e-Tax』
マイナンバーカードの発行と電子証明書の設定、利用者識別番号の取得など・・
事前準備が必要になってくるのでそこが少しハードルが高そうですが・・
書類を印刷・郵送する必要がないので
一度必要な準備を整えて、手続きのやり方を覚えてしまえば、
来年以降の確定申告は楽に行えるようになりますよ!
(∩´∀`)∩
本記事中にも何度か紹介していますが、
web上で書類を作成⇒印刷⇒郵送するやり方についても記事にまとめてますので、
こちら⇩
自分が申告しやすい方法を選んでいただければと思います。
ではでは、あそびでした~
(≧▽≦)ノシ
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