日頃のスキンシップが逆効果?猫の『分離不安症』ってなに??

『分離不安症』ってご存じですか?ねこ

こんにちは~ あそびです(´ω`*)

みなさんは『分離不安症』ってご存じですか?


ぼくの家で一緒に暮らすにゃんこは高齢で腎臓疾患を患っているので

毎月定期的に血液検査をするため病院へ連れていくのですが


その病院の待合室にいろんな病気に関する掲示がされてるんです(”Д”)


その中に『分離不安症』という言葉をみつけてどうゆうものだろうと調べてみました。


物を壊したり、トイレ以外の場所で粗相してしまったり、

ペットのちょっとした問題行動も実は飼い主さんに何かを伝えようとしているのかもしれません。

むやみに叱る前に何が原因か考えてみましょう
(`・ω・´)

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『分離不安症』ってなに?

もともとは群れで行動する犬に多くみられる症状のようです。


飼い主さんが留守中に過剰に吠えたり、物を壊したり、

あるいは在宅中にずーっと飼い主さんのことをつけ回すようになる。


常に一緒いる存在が自分から離れていってしまうことに不安を覚えて

飼い主さんの関心を自分に向けさせるために問題行動をおこす。


あるいは元気がなくなってしまったり、トイレ以外のところで粗相をしてしまう。


そのような症状があらわれるそうです。


最近では猫も完全室内飼いの子が増えてきており

飼い主と猫の関係性も変わってきています。


在宅中は常に一緒にいるなど

あたり前の行動が

知らぬ間に強い依存関係を築いてしまっているのかもしれません。


「猫は独りでいることを好む」

とは一概には言えなくなってきているのかも(*‘ω‘ *)?

どんな症状がでるの??
  • 飼い主のことを常について回る
  • 飼い主が外出の準備をするとソワソワと落ち着きがなくなる
  • トイレやお風呂など飼い主が個室に入るとドアの前でしきりに鳴く
  • 留守番中に物を壊す
  • 飼い主の足に頻繁に嚙みついたりじゃれついたりする
  • トイレ以外の場所で粗相する
  • 元気衰退、食欲低下、吐き気 などなど

このような症状がみられたら

飼い主の不在がストレス要因になり、不安を抱えているのかもしれません;つД`)

発症する原因は?

単に「これだ!」と断定できるものがあるわけではなく、色々な要因が重なって症状がでてしまうことも多いのです。

原因として考えられる要因は?
  • 在宅中に飼い主から過剰な愛情を受けている
  • 独りでいることに慣れていない
  • 引っ越しなどで環境が変わった
  • 留守番中に何かしらの恐怖体験があった
  • 高齢や病気で不安になっている

猫ちゃんは環境の変化に強いストレスを感じる生き物ですので、

居住環境が変わる引っ越し直後などは独りにされると大きな不安を感じてしまうものです。


慣れるまでは長時間の留守番は避けるなど

注意して心のケアをしてあげてください。

予防策・対処方法は?

では飼い主さんはどのような対策をとったほうがいいのでしょうか?

常にベタベタしすぎない

猫ちゃん可愛いですからね~(´ω`*)

かまいたくなる気持ちは分かります。


でも過剰なスキンシップは、猫の飼い主に対する依存度が増してしまい、


いざ飼い主さんが長時間いなくなったときに

「帰ってこないんじゃないか」といった不安を覚えてしまいます。


猫が独りで行動したがっているときは静かに見守ってあげてください。

猫ちゃんが独りで行動することが当たり前の状態をつくってあげるのがいいと思います。

時間を決めて遊んであげる

独りにさせてあげると述べましたが

猫ちゃんがかまって欲しそうにしているときは

時間を決めて遊んであげましょう(´▽`)


猫ちゃんにとってはストレス発散になります。


身体を適度に疲れさせてあげれば、留守中はいい子にお昼寝してくれてるかもしれません。

外出時と帰宅時はさりげなく

あからさまに「外出するぞ感」は出さないほうがいいでしょう。

出るときの「いってきます」や帰ってからの「ただいま」といった声かけも控えて


さりげなく出て、さりげなく帰ってきましょう。


悟られないためにあえて外出する時間をズラしたり


外に行く格好をしたり、鍵の音を鳴らしてもそのまま家にいるなど

たまにそういう行動もとってみると効果的かもしれません。

いい子で留守番できたらごほうびを!

帰ってきたら行き過ぎたスキンシップではなく

留守番できたご褒美にちょっとしたオヤツなどあげてみてください。


「留守番は怖いもの」ではなく「留守番はいいことがある」と感じさせてあげましょう。

留守中の環境を整えてあげる

家の中に猫ちゃんの落ち着ける場所をつくってあげてください。


飼い主が留守の時でもリラックスできる場所があると

猫ちゃんのストレスも緩和されます。


小さな音量でラジオや音楽をかけてあげたり、薄灯りをつけてあげたりも効果的かもしれません。

短時間の留守番から慣らしてあげる

独りでいることに慣れていない子にいきなり長時間の留守番をさせるのではなく


10~30分くらいの短い外出くらいから慣らしてあげて

徐々に1時間、2時間と時間を延ばしていきましょう。


「飼い主が外出するのはいつものことだ」


くらいに慣れてくれば独りでいることに不安を覚えることも少なくなることでしょう。

誰だって独りは寂しいもの

人も犬も猫も

常に一緒にいて親しい関係性の存在が急にいなくなるのは


不安も感じますし、寂しくもなります。


いくら単独行動が好きな猫ちゃんとはいえ

普段の飼い主さんとの関係性によっては

こういった不安症を発症させることもあるみたいですね(;´・ω・)


今回あげたような症状に覚えがあって

行動療法に移そうと考えられている方は


一度、獣医さんに相談してみてからのほうがいいと思います。


独りが不安になるからといって

むやみに2匹目を飼い始めると・・・

相性がよければ良いのですが

仲が悪い場合は逆に症状を悪化させる要因になるかもしれません。


ぼくのうちでも仕事で外出している間はよく留守番になってしまうので

少し気を付けてあげないとな~と思っていて
(;´・ω・)

少し気になるワードでしたので今回ご紹介させていただきました。


みなさまのペットとの暮らしが豊かなものになりますように


ではでは、あそびでした~
(´▽`*)ノシまったね~

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